「ドクターハッシー先生のヘルスアカデミー」で新宿内科 糖尿病・生活習慣病クリニック 院長の私、松谷 大輔が講演することに!🔥
さて、これまでの医師人生12年間の詰まった「糖尿病・生活習慣病」の知識をお披露目する練習をしないとです。
全く案件ではないですが、以下の糖尿病に関する動画はは本当にすごく勉強されている…と思いました。
上から目線ではないですが、普通に「確かに、そういう説明をすれば患者様が納得するか!」など新しい発見がありました。
(※どうでもいい情報ですが、私 松谷 大輔と年齢が全く同じ1986年度です🔥勝手に運命を感じている…)
「深夜に成長ホルモンなどが血糖を上昇させる」などの説明をしています。
糖尿病ではない方の場合は「インスリンが、成長ホルモンなどのインスリン拮抗ホルモンによる血糖上昇を抑えてくれる」ので、血糖がほぼ100mg/dLで維持されるのです。
糖尿病を重点的に診察していない(?)先生で、ここまで詳しく知っていて「説明もできる」医師をみたことがないのですごい先生なんだなと思いました。(全然上から目線ではなく純粋に思いました。)
糖尿病の治療は、冗談抜きで数え切れないほどの方法がありますので「本当に治療が難しい」のです。
ですので、、、ぶっちぇけ、、、
「一般内科で糖尿病の治療を受けた場合」v.s「糖尿病クリニック・病院」で治療を受けた場合の「将来の予後は、雲泥の差が出る」と思います。
糖尿病内科医は、血糖値だけではなく「血圧・脂質も厳しくチェック」します。
例えばの心血管イベント(心筋梗塞及び脳卒中)リスクの数字ですが、
・糖尿病があると心血管イベントのリスクが5倍
・高血圧があると心血管イベントのリスクが5倍
・脂質異常症(=悪玉コレステロール: LDLコレステロール高値)があると心血管イベントのリスクが5倍
計算すると…糖尿病・高血圧・脂質異常症の3つが合わさると5倍+5倍+5倍で15倍と思うと思います。ね?
違います!!!!!
上記の図の研究は、「35歳の男性を38年追跡した結果: 総コレステロール185 mg/dLが335mg/dLに上昇すると冠動脈疾患リスク3.9倍はになる!更に、「高血圧」と「耐糖能異常 ≒ 糖尿病」を合併すると23.2倍、「喫煙」が加わると34.6倍、さらに「心電図上の左室肥大」が加わると60.2倍に加速度的に上昇する。
Wilson PW et al: Prediction of coronary heart disease using risk factor categories. Circulation. 1998; 97: 1837-47
という論文。
つまり、例えるならば…、んー…、「顔半分だけのお化粧ではなくてちゃんと全部お化粧をしないと意味ないでしょ!」という感じです!
あっ…。論点がズレた記事になってしまいました…。なので、糖尿病だけデータが良くて、血圧と脂質が全然治療されていなければ、、、「ダメゼッタイ!」なのです。
話は元に戻りますが、ドクターハッシー先生の塾?で講演できることが嬉しい!🔥
勉強もできるし、一石二鳥!
以上
新宿内科 糖尿病・生活習慣病クリニック(新宿駅徒歩3分・西新宿駅徒歩2分)
統括院長 松谷 大輔拝
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