初めまして。
医師として2023年4月10日現在で13年目になりました、糖尿病・代謝・内分泌内科が専門の内科医師、松谷大輔と申します。
ブログではみなさまに、糖尿病、高血圧、脂質、尿酸値が高いことにより、どのようなことが起こるのか?甲状腺のバセドウ、橋本病はどんな病気なのか?
そして、放置するとどんな病気になってしまうのか?を備忘録かねて、知識を共有できたらと幸いです。
「健康診断の異常値スルー」が流行っています。必ず理由をつけて、クリニックにきません。
そのため、みなさまに専門用語を使わずに、論文と豊富な経験をもとに、まず大事な一歩「通院」の重要性をお伝えしたいと思ってます。
質問がございましたら、コメント欄に記載頂けますと可能な限り疑問にご回答させて頂きます。
大事なことはただ一つ。「早めの受診」。治療が遅れるとどんどん、内臓が壊れてきます。
血液データを良くする→その間に肥満であればダイエット。これが正しい順番なのです。
安全な薬を拒否されて、10年間ダイエットして痩せられずに、40歳代で透析や心筋梗塞や脳出血になった方もたくさんみてきています。
余談ですが、テレビや週刊誌の情報はほぼフェイクです。50%は嘘との論文が出ているほどです。
テレビCMのサプリメントも多くが適切な研究されておらず、信頼性が著しく低い商品です。
まず、本当に何が入っているかわかりませんので、あんなに値段が高く中身の不明なサプリメントを買うより、良質な食材で、通常の食事をバランスよく食べることのほうがよっぽど健康寿命が伸びます。
例えば車検で2年ごとに整備をすると思います。
しかしなぜか、「人間は健康診断で調べて、異常があっでも」、その先の肝心な「整備、つまり通院をしない」のでしょうか。
整備をしないと、当然内臓は壊れます。順番が逆なのです。
車が壊れてからの整備では、なかなか修復は困難です。
つまり、心筋梗塞や脳梗塞になってから整備を始めても「時すでにおそし」です。
クリニックへの受信が怖いのは最初の受診だけてす。
肩の力を抜いて、リラックスして、受診をして詳しく調べてデータが良ければ安心。
データがもし悪かったら、患者様にとってはその日が1番若い日ですので安心安全なお薬で早く治療をはじめて大病になることを避けることが得策だと思います。
ざっと書きましたが、このように疾患別の知識や症状についても今後、書いていこうと思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
新宿内科 糖尿病・生活習慣病クリニック(新宿駅徒歩3分・西新宿駅徒歩2分)
統括院長 松谷 大輔拝
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